複利をご存知ですか?複利は資産運用するなら鉄則の考え方ですよ!

「複利」という言葉をご存知ですか。

資産運用をするならば、必ず押さえておきたい「複利」という言葉。「複利」を知らずして資産を増やすことは、ほぼ不可能です。

お金を貸したり、銀行に預金したりすると、利息を受け取ることがあります。

この利息を、次に利息を受け取るときに元本に組み入れて計算することを「複利」と言います。

対して、受け取った利息は元本と別にして、次に利息を受け取るときも、元本から計算することを「単利」と言います。

例えば、個人向け国債の場合だと。

100万円で個人向け国債を購入した場合、毎年の発行月及び発行月の半年後の15日という年2回利子を受け取ることになります。

つまり、毎回100万円という投資元本に対して利息が支払われるわけなので、これこそ「単利」と言えるわけです。

対して、銀行預金の場合はどうでしょうか?

銀行預金の利息も、個人向け国債と同じように、年に2回の利子の受取があります。ただ個人向け国債と違うのは、利子は受け取ると同時に預金残高に反映されます。そしてその利子が増えた預金残高に対して、次回の利息が計算されます。

これが「複利」というわけです。

実は、この「複利」という考え方が、私たちの身の回りにある、ありとあらゆるところで考え方の基本とされているのです。

例えば、国の経済力の指標としてGDPという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、このGDPは基本的に何%といった形で表現されています。

たとえば、今年のGDPは2%の成長をしたとします。

2%という事は、仮に100を基準に考えると、一年間で102になるという事ですよね。

そして来年もGDPは2%の成長が見込めるという話になったとします。

すると、来年の伸びは、今年と同じ2なのでしょうか?

そうです来年は2ではありません。

今年が102なのですから、ここからさらに2%の上昇という事になるので。

102×2%=2.04が正解です。

このように、複利の考え方では、年々その絶対値は倍々ゲームのように増えていくことになるわけです。

ニュースなどを見ていると、いろんなところで%(パーセント)という数字を見ることがおおいものです。

%で表現されている数字は、ほぼほぼ「複利」の考え方が適用されます。単利脳ではなく複利脳で考えないと大きな間違いを起こす可能性がでてきます。

特に重要なのが、物価の%です。

ニュースなどでは消費者物価指数などと言われています。

物価の中でも物価の上昇をインフレと言いますが、このインフレ率(物価の上昇率)を2%と表現している場合には、どういうことを指しているのかという事を理解していないと大変なことになるかもしれません。

今の物価を100と仮定して、毎年2%物価が上昇していったらどうなるのでしょうか?

5年後は、約110万円。10年後は、約122万円。20年後は、約149万円。30年後は、182万円。

になります。

たった2%ですが、30年後には2倍近くになっています。

もし仮に今の月々の生活費に30万円ほどかかっていて、30年間物価が2%づつ上昇するとして、今の生活を維持しようとしたら、30年後の月々の生活費は、月54.6万円ぐらいかかってくると言う事ができます。

2%ぐらいなら、そんな大したことでもないかなと思えても、「複利」になると時間とともに無視できない成長を見せることになるわけです。

資産運用では、この「複利」を味方につけることが肝心になります。

物事を「複利」でとらえ、運用する時には「複利」の考え方をもって運用に取組むことで、コツコツとやることが、将来的には大きな財産へと育ってくれるというわけです。

『ゆっくりとお金持ちになるのは簡単です』とは、株式投資で世界トップクラスの資産を築いた投資の神様ウォーレン・バフェットの教えです。

「複利」を理解し、「複利」で考えることが資産運用のキモともいえる鉄則なのです。